Columnコラム
毛周期とは?脱毛効果を最大化する科学的メカニズム
脱毛ビギナー向けガイド-
成長期・退行期・休止期の仕組みから、
部位別の毛周期、最適な施術間隔まで
科学的に解説「脱毛は毛周期に合わせて通う必要があります」
サロンやクリニックでこう説明されても、「毛周期って何?」「なぜ1回では終わらないの?」と疑問に思いますよね。
毛周期は脱毛効果を左右する最も重要な要素です。この仕組みを理解すれば、効率的に脱毛を進められ、無駄な回数や費用を抑えられます。この記事では、毛周期の基礎から部位別の違い、最適な施術間隔まで科学的に解説します。毛周期とは?3つの段階を理解しよう
毛周期の定義
毛周期(ヘアサイクル)とは、毛が生えてから抜け落ちるまでの周期的なサイクルです。すべての体毛は成長期・退行期・休止期という3つの段階を繰り返しています。
毛周期の3段階
段階 期間 特徴 脱毛効果 全体の割合 成長期 数ヶ月〜数年 毛が活発に成長中 ◎ 効果あり 20〜30% 退行期 2〜3週間 成長が停止 △ 効果薄い 1〜2% 休止期 数ヶ月 毛が抜け落ちる × 効果なし 50〜80% ●重要ポイント
・ 脱毛の光やレーザーは成長期の毛にしか効果がない
・ 今見えている毛は全体の20〜30%だけ
・ 残りの50〜80%は皮膚の下で休止中
なぜ1回では終わらないのか?
1回の施術で効果があるのは、成長期にある20〜30%の毛だけ。
休止期の毛は数週間〜数ヶ月後に成長期に入るため、その時に再び施術を受ける必要があります。これを繰り返すことで、すべての毛にアプローチできるのです。脱毛のサイクル
●1回目→成長期の毛20〜30%に効果
↓ (2〜3ヶ月後)
●2回目→新たに成長期に入った毛20〜30%に効果
↓ (2〜3ヶ月後)
●3回目→さらに成長期の毛20〜30%に効果
↓
●繰り返し…→全体をカバー
部位別の毛周期と推奨施術間隔
毛周期は部位によって大きく異なります。これが「部位によって完了までの期間が違う」理由です。
部位別 毛周期データ
部位 毛周期の
長さ成長期の
割合推奨施術
間隔完了回数
(目安)ワキ 4〜5ヶ月 30% 2〜3ヶ月 12〜18回 VIO 1〜2年 30% 2〜3ヶ月 15〜20回 顔 2〜3ヶ月 20% 1〜2ヶ月 15〜20回 腕・脚 3〜6ヶ月 20% 2〜3ヶ月 12〜18回 背中 2〜3ヶ月 15〜20% 1〜2ヶ月 18〜25回 部位別の特徴
ワキ・VIO(濃い毛)
・ 毛周期が長く、成長期の割合が高い
・ 効果を実感しやすい
・ 2〜3ヶ月間隔でOK
顔・背中(産毛)
・ 毛周期が短く、成長期の割合が低い
・ 回数が多く必要(18〜25回)
・ 1〜2ヶ月の短い間隔が理想
・ 従来のIPL・レーザーは苦手、SHR方式が有利
腕・脚(普通の毛)
・ 標準的な毛周期
・ 2〜3ヶ月間隔がベスト
・ 12〜18回で満足できることが多い
脱毛方式で変わる毛周期の影響
実は、脱毛方式によって毛周期の影響度が異なります。
従来の脱毛(IPL・医療レーザー)
特徴
・ 成長期の毛にしか効果がない
・ 毛周期に厳密に合わせる必要がある
・ 施術間隔:2〜3ヶ月に1回
推奨スケジュール
・ 1〜5回目:2〜3ヶ月に1回
・ 6〜10回目:3〜4ヶ月に1回(毛が減ってきたら間隔を伸ばす)
・ 11回目以降:4〜6ヶ月に1回
最新のSHR脱毛(蓄熱式)
特徴
・ 成長期に最も効果的だが、退行期にもある程度効果あり
・ 毛周期の制約が少ない
・ 施術間隔:2週間〜1ヶ月に1回も可能
推奨スケジュール
・ 1〜5回目:2週間〜1ヶ月に1回
・ 6〜10回目:1〜2ヶ月に1回
・ 11回目以降:2〜3ヶ月に1回
SHR方式の利点
・ 短い間隔で通える = 完了までが早い
・ 毛周期に厳密に合わせなくてもOK
・ 産毛にも効果的
最適な施術間隔を守らないとどうなる?
失敗例① 間隔を詰めすぎた(従来方式)
・ ケース
「早く終わらせたい」と1ヶ月間隔で通った → 成長期の毛が生え揃う前に施術していたため、毎回効果が薄かった → 10回通っても満足できず
・ 正解
2〜3ヶ月間隔なら6〜8回で十分な効果
失敗例② 間隔を開けすぎた
・ ケース
忙しくて6ヶ月間隔でしか通えなかった → 成長期のピークを逃し、効率が悪化 → 15回通っても完了せず
・ 正解
2〜3ヶ月間隔なら8回程度で完了
最適な間隔とは?
間隔 結果 短すぎ(1ヶ月) 成長期の毛が少ない → 効率悪い 適切(2〜3ヶ月) 成長期の毛が最多 → 効率的 長すぎ(6ヶ月) ピークを逃す → 効率悪い 効率的に脱毛を進める5つのコツ
①部位ごとに施術間隔を変える
IPL脱毛の場合、全身脱毛でも、すべて同じ間隔で通う必要はありません。
・ 顔・背中: 1〜2ヶ月間隔(毛周期が短い)
・ ワキ・VIO・腕・脚: 2〜3ヶ月間隔(標準)
サロンによっては部位ごとに分けて予約できます。カウンセリング時に相談しましょう。
②毛周期に合わせた脱毛方式を選ぶ
従来方式(IPL・医療レーザー)が向いている人
・ 2〜3ヶ月間隔で確実に通える
・ じっくり時間をかけられる
SHR方式が向いている人
・ 早く完了させたい
・ 毛周期を気にせず柔軟に通いたい
・ 顔や背中の産毛もしっかり脱毛したい
・ スケジュールが不規則
③予約の取りやすいサロンを選ぶ
毛周期に合わせた理想の間隔で予約が取れないと、効率が落ちます。
チェックポイント
・ 口コミで「予約が取りやすい」と評判
・ 施術時間が短い(回転率が高い)
・ 予約システムが充実(アプリ・Webで24時間予約可)
④生理周期も考慮する
避けるべき時期
・ 生理中:VIO施術不可、肌が敏感
・ 生理前:ホルモンバランスが乱れ、肌トラブルが起きやすい
おすすめの時期
・ 生理後1週間:肌の状態が安定
⑤自己処理は「剃る」のみ
⭕️NG: 毛抜き・ワックス(抜く) → 毛根ごと抜くと毛周期が乱れる(カミソリ→毛根は残るが肌が荒れる)
❌OK: 電気シェーバー(剃る) → 毛根は残るため毛周期は変わらない
脱毛期間中は必ず「剃る」処理のみにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 毛周期に合わせないと全く効果がないのですか?
A. 従来方式(IPL・医療レーザー)では効果が大きく落ちます。成長期以外の毛にはほとんど効果がありません。ただし、最新のSHR方式なら毛周期の影響が少なく、退行期にもある程度効果があるため、従来方式ほど厳密に気にする必要はありません。
Q2. 途中で数ヶ月空いてしまったら、また最初からやり直しですか?
A. いいえ、最初からやり直しにはなりません。すでに施術した毛の発毛組織は弱っているため、効果は持続しています。数ヶ月空いた場合でも、そこから再開すれば問題ありません。ただし、効率を考えると推奨間隔を守るのが理想的です。
Q3. 部位によって効果の出方が違うのはなぜ?
A. 毛周期の違いと毛質の違いが原因です。ワキ・VIOは毛周期が長く、毛が濃いため効果が出やすい。一方、顔・背中は毛周期が短く、産毛が多いため回数が必要です。ただし、SHR方式なら産毛にも効果的なため、部位による差が小さくなります。
まとめ
この記事では、脱毛における毛周期の重要性を解説しました。
・ 毛周期の3段階: 成長期・退行期・休止期を繰り返す
・ 1回で効果があるのは20〜30%: だから複数回通う必要がある
・ 部位で毛周期が異なる: 顔は2〜3ヶ月、VIOは1〜2年
・ 最適な施術間隔: 従来方式は2〜3ヶ月、SHR方式は柔軟に対応可能
・ 間隔を守ることが効率化の鍵: 詰めすぎ・開けすぎは効率が悪い
毛周期を理解することで、「なぜ時間がかかるのか」「なぜこの間隔で通うのか」が明確になります。
効率的に脱毛を進めたいなら、毛周期に厳密に縛られないSHR方式を検討してみましょう。従来方式より短い間隔で通えるため、完了までの期間を短縮できます。また、産毛にも効果的なので、全身ツルツルを目指す方には特におすすめです。
カウンセリング時に「どんな脱毛方式ですか?」「推奨の施術間隔は?」と質問して、毛周期を味方につけた効率的なプランを立てましょう! -
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